水稲の新品種育成におけるAI活用の取り組み

2025年5月27日導入事例

水稲の新品種育成におけるAI活用の取り組み

~ 病害評価における画像解析AI活用事例 ~

クロロス株式会社は、福岡県農林業総合試験場における水稲の新品種育成の取り組みを一例として、作物の画像解析AIの活用事例をご紹介します。

近年の気候変動を背景に、作物の品種開発においては、高温耐性や病害抵抗性の強い品種の育成がより重要になっています。同試験場では、AIによる画像診断技術を活用し、病害抵抗性評価の効率化・高度化に取り組んでいます。

※本内容は公開情報をもとに整理した事例紹介です。

背景・取組内容

水稲の新品種の育成においては、病害抵抗性や環境耐性などの特性を評価しながら、有望な系統を選抜するプロセスが重要となります。

これらの評価は従来、試験圃場における目視調査を中心に行われてきましたが、調査には多くの時間と労力を要するほか、評価のばらつきが生じる可能性もあります。

こうした背景を踏まえ、福岡県農林業総合試験場では、より効率的に精度の高い検定を実施するため、AIを活用した画像解析技術の導入が進められています。

病害抵抗性の特性検定においては、試験圃場で栽培されている品種を一斉に撮影し、画像からAIが自動で発病程度を評価する仕組みが活用されており、従来の目視調査を補完する形での活用に向けて、精度検証等が進められています。

活用による効果

本取り組みにより、以下のような効果が期待されています。

  • 病害抵抗性評価の効率化
  • 評価の標準化・再現性向上
  • データに基づく品種選抜の高度化

また、プロセス全体の効率化が進むことで、品種開発の期間短縮につながる可能性も示されています。

クロロスの関わり

クロロス株式会社は、福岡県農林業総合試験場 農産部に対し、葉いもち検定を自動化するための画像解析システムを納入しており、作物の撮影技術や、病害検出・生育評価に関する画像解析AI、結果集計システム等の提供に携わっています。

お問い合わせ

本内容に関するお問い合わせは、クロロス株式会社にて一括して受け付けております。福岡県農林業総合試験場への直接のお問い合わせはお控えいただきますようお願いいたします。

注記・出典

※本内容は公開情報等をもとに整理した事例紹介であり、内容については関係者の確認を経て掲載しています。

クロロス株式会社について

クロロス株式会社は、植物に関するデジタル情報の解析を目的としたシステム及び機器の企画、開発、販売、保守、コンサルティングを行う企業です。

画像解析AIやセンシング技術を活用し、農業分野における研究開発および生産の高度化を支援しています。

会社概要

会社名
クロロス株式会社(Chloros Inc.)
代表者
代表取締役 相澤光俊
本社所在地
東京都足立区
設立
2025年
事業内容
植物に関するデジタル情報の解析を目的としたシステム及び機器の企画、開発、販売、保守及びコンサルティング
ミッション
AI作物認識で作物の進化を支える "Visual Intelligence for Crop Evolution"
Webサイト
https://chloros.ai

以上